デジタル技術を使って地元の高校生が制作した文化財のレプリカが14日、宇佐神宮に贈られました。
贈られたのは、宇佐市の宇佐神宮にある県指定の文化財「呉橋」の欄干に飾られている「擬宝珠」のレプリカです。
この取り組みは文化財の保存を目的に、県立歴史博物館と宇佐高校や宇佐産業科学高校の生徒たちが行ったもので、3Dプリンターなどのデジタル技術を使って作られました。
14日は宇佐神宮で贈呈式が行われ、宮司や制作に携わった関係者などおよそ20人が参加しました。
式では小野崇之宮司が「立派なレプリカを作っていただき感激している。これを機に実物にも注目してもらいたい」と感謝の言葉を述べました。
レプリカは今後、宇佐神宮で展示される予定です。