若年性認知症への理解を深めてもらおうと、当事者たちによる講演会が開かれました。
【55歳で認知症と診断された森田明彦さん(58)】「びっくりしたのとガッカリしたのと、あとはこれからどうしていったらいいんだと」
滋賀県草津市で講演会をおこなった下坂厚さんと森田明彦さんは若年性認知症と診断されました。
2040年には65歳以上の3人に1人がなるとみられ る認知症は、若い世代でも発症することがあります。
講演で下坂さんは介護・福祉の関係者に認知症と診断されてからの経験とともに、発症しても社会生活を送るための支えが必要と訴えました。
【46歳で認知症と診断された写真家の下坂厚(52歳)】「認知症になっても働き続けることができる、あるいは職場変わって違う業種とかでも働くことが出来るそういう流れにこの社会がなっていったらありがたいなと思います。」
また会場では写真家でもある下坂さんが日常の光景を記憶するために撮影した写真や、気持ちを書き記した言葉も展示されました。