伝統の技巧を凝らした現代アートの作品展「日本現代工芸美術展 東海展」が、名古屋市東区の「愛知県美術館ギャラリー」で開かれています。
会場の愛知県美術館ギャラリーには、陶磁器や染織など伝統工芸の技術を応用した作品、およそ110点が展示されています。
展示されている作品のひとつ「Wild horse -Shine-」は、つなぎ合わせた鉄板で馬の力強さを表し、あえて隙間を作ることで、風が吹き抜けていくような躍動感も生み出しています。
粘土を紐状にして積み重ねる「紐作り」という技法を用いた作品「明日への想い」は、黒で表現した冬の厳しさの中、植物が上に向かって成長していく過程を表しているといいます。
この作品展は6月15日まで開かれています。