インド西部で旅客機が離陸直後に墜落した事故で、地上で巻き込まれた人を含めて死者は265人になりました。
12日午後、インド西部のアーメダバード空港近くでイギリス・ロンドン近郊のガトウィック行きのエア・インディア機が離陸から約30秒後、市街地に墜落して炎上しました。
エア・インディアは、乗客・乗員242人のうち241人が死亡し、生存者1人が病院で手当を受けていると発表しています。
地元メディアは、地上で巻き込まれた人を含め、あわせて265人が犠牲になったと報じています。
13日、現場を視察したモディ首相は、「壊滅的な状況に心が痛む。この想像を絶する悲劇で愛する人を失った方々に心よりお見舞い申し上げる」とSNSに投稿しました。
ロイター通信は、警察関係者の話として墜落現場から飛行データを記録した「ブラックボックス」を回収したと報じていて事故原因の解明が待たれます。