87歳の父親を殺害した疑いで息子とその知人の女が再逮捕された事件で、被害者の失踪当日に知人の女が被害者と2人きりで会う約束をしていたとみられることが新たにわかりました。

殺人の疑いで再逮捕された土木建築会社社長の華山龍馬容疑者(46)と知人の福田真美容疑者(42)は13日午前、身柄を検察に送られました。

捜査本部によりますと2人は今年4月、車の中で華山容疑者の父・華山龍一さん(当時87)の首を絞めて殺害し、北九州市小倉南区の資材置き場に遺棄した疑いです。

捜査関係者によりますと福田容疑者は殺害当日、龍一さんと2人きりで会う約束をし、自身が運転する車に誘い込んだとみられることが新たに分かりました。

龍一さんは、華山容疑者が車内にいることを認識せずに助手席に座り、後部座席で身を隠していた華山容疑者から首を絞められたとみられるということです。

華山容疑者と龍一さんは金銭トラブルなどを抱えていて、捜査本部は、華山容疑者が主導した計画的な犯行とみて捜査しています。

テレビ西日本
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