危険運転致死傷の罪に問われている男に、懲役6年の求刑です。
去年10月、金沢市で制限速度を大幅に超えて事故を起こし、乗っていた3人を死傷させたとして危険運転致死傷の罪に問われている、事故当時18歳の男。
12日の裁判で検察は3カ月前に免許を取ったばかりの男が、運転経験が乏しい中「車が浮き上がる感覚を同乗者と共に楽しもう」とした動機は極めて浅はかで短絡的だと非難。懲役6年を求刑しました。
一方弁護側は、後部座席の同乗者がシートベルトをしていなかったことで被害が拡大したなどと指摘。本人は反省しているとして保護処分を科すのが妥当としました。最後に男は「本当に申し訳ありませんでした」と謝罪し、裁判は結審しました。
判決は今月26日に言い渡されます。