去年の倍以上になっているコメの価格。随意契約による備蓄米が放出されたとはいえ、まだまだ高い状況が続いています。こうした中、七尾市で、警察や地元住民などで作る団体が子ども食堂に米を寄付しました。
七尾市内の子ども食堂を訪れたのは、七尾警察署の警察官と地域の防犯パトロールなどを行う、七尾みなと交番連絡協議会のメンバー。コメの価格が高騰する中、子ども食堂を利用する子どもたちに、おなかいっぱいコメを食べてもらおうと、市内でとれた令和6年度産のコシヒカリ30キロを寄付しました。
この子ども食堂は、毎週水曜日におよそ50人が利用していて、毎回、5キロほどのコメが必要になるそうです。コメの価格が高騰する中でも、限られた予算の中で材料を購入できるよう試行錯誤しているということです。
NPO法人ひなたぼっこ 滝澤るみ子理事長:
すぐなくなっちゃうので寄付していただいたり購入する形になるので、お米の値段が上がっていくと野菜を削ってみたりとかなのですごく助かっています。子どもたちにおかわり自由だよって言ってたくさん食べてもらいたいと思っています
七尾みなと交番連絡協議会 木下俊一委員長:
子どもはやっぱり健康でなければなりませんので、たくさん食べてほしいと思います