ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女 佳子さまが、日本時間12日未明にブラジルのルラ大統領を表敬訪問されました。
佳子さまと言えば、公務の度にそのファッションが話題となりますが、この日は淡い水色の振り袖に、秋篠宮家の家紋である「菊栂（きくつが）」が施された、格式高い装いでの訪問となりました。
今回、佳子さまのファッションで特に注目されているのが、7日にサンパウロでお召しになっていた、ベージュの生地に大きなカメリアと鮮やかなグリーンがプリントされたワンピース。
華やかな装いが佳子さまにぴったりだと、SNSなどで話題となっています。ワンピースの販売元である「ジャヴァコーポレーション」を取材すると、驚きの声が。
ジャヴァコーポレーションPR担当 越智樹里さん：
ニュースを拝見して私たちも初めて気付いたんです。すごくびっくりしました。すごくよく佳子さまにお似合いで。
2024年発売されたというこのワンピースは、税込みで5万9400円。すでに多くの問い合わせが来ているといいます。ブラントの本社は神戸市にありますが、佳子さまがブラジル訪問にこのワンピースを選んだことについて担当者は…。
ジャヴァコーポレーションPR担当 越智樹里さん：
神戸とブラジルは縁が深くあって、一番初めに日本からブラジルの移民の方を送り出したのは神戸港っていうこともありまして、そういうのもあって、選んでいただけたのかなとは思っています。
「姉に伝えておきます」姉・眞子さんとブラジル
日本とブラジルの外交関係樹立130周年を記念した今回の公式訪問。
訪問初日、佳子さまは紺色のハットに白のジャケットという落ち着いた色合いの装いでしたが…。
7年前に佳子さまの姉・小室眞子さんがこの地を訪れた際も、同じ紺色のハットに白いジャケットのスーツ姿でした。
訪問2日目には、ブラジル日本移民史料館を訪問。
7年前に眞子さんが公式訪問した際にも施設を案内したという山下館長は、佳子さまの様子についてこう話します。
ブラジル日本移民史料館 山下リジア玲子館長：
佳子さまはすごくはつらつと明るく、そしてご丁寧にいろんなことをご質問されるし。とても素晴らしい、日本の若い皇族の方だと印象を受けました。
備前焼があるんですね、宮内庁からいただいて。「これは眞子さまご来伯の記念にいただいたものです」と説明をしましたら、「姉に伝えておきます」というお話をしていました。
日系人が多く住むパナマ州の式典挨拶でも、眞子さんについて触れた佳子さま。
佳子さま：
私の両親や姉もパラナ州を訪れ、皆さまに心温まるお迎えをいただいたことを、大切な思い出として持ち続けています。こうして、親しい気持ちを持ち続けてきたブラジルで、皆さまにお会いできましたことを、大変うれしく思います。
行く先々で、日系人などから厚い歓迎を受けることとなった今回の訪問、フジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は…。
フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員：
ブラジルで眞子さんのことを覚えていてくれる人たちがたくさんいたということは、佳子さまにとっても大変うれしい思いになられたと思うので、お姉さまにも伝えたいという気持ち、これは強くお持ちなんだろうなと。
ブラジルの方々は、佳子さまを大歓迎。(地球の)裏側ですから、日本という国からここに来てくれるということだけでも皆さんうれしい。それに対して佳子さまもよく応えられている。苦難な歴史についていろいろなことで、ご本人も感じていらっしゃるでしょうし、いろいろな実りの大きなご訪問に私はなっているというふうに感じます。
(「サン！シャイン」 6月12日放送)
