鳥取の夏の味覚、北栄町特産の「大栄西瓜」が6月10日、初出荷を迎えました。2025年も大きく甘く仕上がりました。
スイカの名産地・北栄町の選果場であった初出荷のセレモニーでは、地元の園児たちが元気な歌声で初出荷を祝いました。
そして、スイカを乗せた大型トラック4台が、京阪神などの市場に向けて出発しました。
2025年の大栄西瓜は、3月に苗を植えた後は気温が上がらず生育が悪かったものの、5月の連休後から気温が上がり順調に育ったということで、例年よりもやや大きく、甘さも十分なスイカに仕上がったということです。
大栄西瓜組合協議会・村岡高志会長:
『大栄西瓜を待っていたよ』という声を本当にたくさんの方にいただきました。おいしいものは高くても買っていただける傾向がしっかりあるので、一人の方に何回でも買っていただきたい。
大栄西瓜は、現在194戸の農家が栽培。
JA鳥取中央は今シーズン、53万ケース100万個を出荷し、2024年を上回る23億6000万円の販売を見込んでいます。