福井市の西行茂市長は9日、市内の子育て世代に配る県産米購入の「支援券」詳細を発表しました。その名も「まんぷく券」で、7月下旬から使用できます。
コメの購入支援券は、福井市が独自に1億5000万円の予算を組み、18歳以下の子どもがいる市内の約2万4000世帯に、1世帯あたり5000円分を配布します。また、ひとり親の世帯にはさらに3000円分を上乗せします。7月上旬から順次、各家庭に郵送され、使用期間は7月26日から2026年1月末までです。
家計を応援する一方で、消費減少によるコメ離れを防ぐ目的から、使用は県産米の購入に限っています。いわゆる“格安備蓄米”の購入には使えませんが、競争入札により放出された令和5年度産の県産ハナエチゼンには使用できるということです。
福井市は6月末に専用サイトを立ち上げる予定で、利用店舗などの情報を発信します。