世界中の子供たちが描いた絵を一つにつなげ、世界一大きな絵をつくる取り組みに大野市の小学校が参加します。作品は大阪・関西万博で展示されます。
     
大野市の上庄小学校の6年生21人が中心となって描いた5メートル四方の大きな絵。これは、絵で世界を一つにしようと取り組むNPO法人が全国の市町村に呼びかけたプロジェクトで、県内では上庄小学校が初めての参加です。
  
今回のテーマは「いのち」。6年生が2カ月前からデザイン案を出したり下描きをしたりして描き上げ、最後に全校児童が絵の周囲に署名をして完成しました。描かれているのは、市が誇る美しい星空や市の魚の「イトヨ」や特産の「上庄サトイモ」などで、ふるさと大野の自然や歴史が詰まった絵からは「命のつながり」が感じられます。
  
世界一大きな絵に児童からも歓声が上がっていました。

児童たちは「木を担当した。一人で描いた。きれいな色合いで描けていていいなと思った」「2ヵ月くらい頑張ってきてやっとこの絵をみんなに見てもらえてうれしい」「海外の人はもちろん日本の人にも見てほしい」「僕たちが住んでる地域の魅力が伝わるといいなと思う」などと笑顔で話していました。
 
作品は、他の都道府県の絵とともに大阪・関西万博で8月に展示されます。

福井テレビ
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