JR東海は東海道新幹線の運転見合わせなどの判断基準について2025年5月30日、長時間の大雨に対応した新たな指標を導入すると発表しました。
東海道新幹線では1時間雨量や24時間雨量などに基づいて、全線一律の規制値で運転見合わせなどを判断してきました。
しかし近年増えている長時間降り続く大雨に対応するため、JR東海は降った雨がどれだけ土壌に溜まっているかを示す「土壌雨量」を、新たに指標として導入すると発表しました。
土壌雨量は24時間以上にわたって計測されるため、設備などに与える影響をより正確に反映でき、規制値を沿線59カ所の雨量計ごとに設定することで、規制区間をより細かく運用できるということです。
この基準は6月1日から始まります。