特殊詐欺の受け子グループの統括役だった暴力団組長の男ら4人が逮捕されました。
指定暴力団・六代目山口組系組長の小根沢拓也容疑者(41)や古川智哉容疑者(25)ら男女4人は2024年、仲間とともに東京都内の男性(当時90)に息子をかたって「喉に腫瘍ができて声がかすれている」「現金が至急必要」などと嘘の電話をかけ、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
4人は特殊詐欺の受け子グループで、古川容疑者が受け子から現金を回収し、統括役の小根沢容疑者に渡していたとみられています。
2024年以降、同様の手口の被害は全国で80件あり、被害額は約3億円にのぼっています。