名古屋市の職員共済組合の職員が、組合の口座から現金500万円以上を着服していたとして、刑事告訴されました。
市の職員などが加入する名古屋市共済組合の男性職員(65)は、借金返済などのため組合が管理する口座からおよそ520万円を着服していたことが2025年4月、明らかになっていました。
男性職員はその後全額を弁済しましたが、組合は5月29日付で懲戒免職とし、警察に業務上横領の疑いで告訴状を提出しました。
また、管理体制が不十分だったとして、組合の事務を担当していた市の職員3人も戒告などの処分となっています。