宮城県多賀城市では、市内の小学生が市特産の「古代米」の田植えを体験しました。
多賀城創建から1300年にあわせ復元された「南門」。その近くの田んぼでは5月28日、市内にある小学校全6校の5年生、約560人が田植えを体験しました。
子供たちが植えたのは、2021年に復興支援の一環で宇宙に打ち上げられ帰還した、古代米「おくのむらさき」という品種の苗です。子供たちは裸足になって田んぼに入り、泥だらけになりながら苗を、ひとつひとつ丁寧に植えていきました。
児童
「ねちょねちょして歩きづらかった」
「田植えって、僕いつもお米食べる方だから、いつも簡単に食べられると思っていたけど、いざやってみたら大変だった」
「もちもちしたお米になってほしい」
子供たちは10月に稲刈りを行う予定です。