宮崎市の小学校では、27日から水泳の授業が始まりました。
授業が行われたのは学校ではなく民間のプールです。
宮崎市のスポーツクラブで水泳の授業を受けたのは、古城小学校の3年生と4年生です。
宮崎市がモデル事業として昨年度から行っている民間プールを活用した水泳の授業。
今年度は古城小学校を含む市内の6校が参加します。
その背景には「学校のプールの老朽化」があります。
宮崎市によりますと、老朽化したプールを改装するのに3000万円以上かかるほか、毎年維持管理費もかかるため、民間プールを利用した方がコストを抑えるメリットがあります。
泳ぎを指導するのはプロのインストラクターで、子供たちの泳力向上にもつながります。
(4年生)
「(インストラクターの)先生たちが、自分がうまく泳げないときに手助けをしてくれるからうれしい」
(4年生)
「(学校のプールと比べて)とても広いし泳ぎやすい」
宮崎市では、今年度、民間プールなどで水泳の授業を実施する6校については、来年度以降も継続していくことにしています。