アメリカのトランプ大統領は、ハーバード大学への30億ドル、日本円で約4290億円の助成金を取りやめ、職業訓練校に分配する考えを示しました。

トランプ氏は26日、自身のSNSで「過激な留学生が何人いるか判断する必要がある」と指摘し、ハーバード大学に要求している留学生らの情報提供を急ぐよう求めました。

また、別の投稿では、「反ユダヤ主義のハーバード大から30億ドルの助成金を奪い、全米の職業訓練校への分配を検討している」と圧力をかける姿勢を示しました。

ハーバード大学をめぐっては、トランプ政権は22日、反ユダヤ主義などを理由に留学生の受け入れ資格を停止する措置を発表しました。

大学側は政権を提訴し、連邦裁判所はこの措置の一時差し止めを命じましたが、トランプ氏は連日、大学側への批判を繰り返しています。

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