北朝鮮の駆逐艦が進水に失敗した事故をめぐり、党の幹部が拘束された。
きょう付の労働新聞は北朝鮮北東部の造船所で21日、駆逐艦の進水に失敗した事故をめぐり、司法当局が朝鮮労働党の軍需工業部の副部長を拘束したと報じた。
きのうは造船所の技師長など3人が拘束されたと伝えられていて、造船所の幹部に続き、党の幹部も拘束された形になる。
進水の失敗に激怒した金正恩総書記は、来月の党の会議までに修復するよう指示していて、記事では専門家の指導のもと、駆逐艦のバランスを回復する作業が計画通りに行われていると伝えている。
一方、韓国メディアは専門家の分析として、大型駆逐艦の修復に必要なクレーンなどが造船所に備わっていないことから、修復に相当な時間がかかると報じている。