ウクライナとロシアは、25日までの3日間でそれぞれ1000人の捕虜交換を行いました。
ウクライナの捕虜問題調整本部によりますと、25日、ロシアの捕虜となっていた海軍や空軍、国境警備隊の兵士ら303人が解放されました。
このうち70人は、激戦地の南東部マリウポリで戦闘に参加した兵士だということです。
一方、ロシア国防省も25日、303人の兵士が帰還したと発表しました。
これで、25日までの3日間でそれぞれ1000人の捕虜を交換したことになり、16日の直接協議で合意した捕虜交換が完了したことになります。
こうした中、24日深夜から25日未明にかけてロシア軍がウクライナの首都キーウを含む少なくとも13の地域をドローンなどで攻撃しました。
ロシア軍による一斉大規模攻撃は2晩連続になり、子ども3人を含む12人が死亡、60人以上が負傷したということです。