広島市は今年8月6日に行う平和記念式典について、日本と「正式な外交ルートがある国と地域」に加え、送付先が明確で式典への参列を希望する相手にも案内を「通知」すると正式に発表を行いました。
広島市は今年の平和記念式典について、各国の政府代表者などを「招待」する形から案内を「通知」する形に変更。その上で「送付先が明確で式典開催の目的を理解したうえで参列を希望する場合には通知文を送る」と正式に発表しました。
これにより、従来の「日本と正式な外交ルートがある195の国と地域」に加え「参列を希望し送付先が明確となった台湾も含む196の国と地域」が対象となります。
通知文には過去の悲しみに耐え憎しみを乗り越えた真の世界平和を訴える被爆者の切実な思いが込められていて、式典の趣旨を理解した上での参列を求めています。
そのほか、参列者には原爆資料館の視察などを要請しているということです。
市は本日付けですでに通知文を送付したということです。