長野県須坂市で21日夕方、長野電鉄の列車の窓ガラスが走行中に割れ、50～60代の乗客3人が搬送され、このうち男性1人が死亡しました。2人もけがをしました。
消防によりますと、午後5時50分頃、「電車内にけが人がいる」と通報がありました。
長野電鉄によりますと、農業用ハウスのようなものが電車の窓ガラスに衝突して割れたということです。
警察や消防によりますと、乗客3人が病院に搬送され、このうち長野市の会社員の56歳男性が死亡しました。死因については、確認中としています。
また、いずれも長野市の公務員の65歳と56歳の男性は頭部を負傷しましたが、軽傷とみられます。
事故当時、現場周辺は風が強く、長野県北部では「竜巻注意情報」が出ていました。
電車は信州中野駅午後5時22分発、長野駅行き普通列車で、午後5時50分頃、停止し、午後7時頃、運転を再開しました。
警察が事故の原因などを調べています。
