米の価格高騰で全国的に注目されているのが米作りを体験でき収穫した米を得られる田んぼのオーナー制度です。長野県内の田んぼでも例年より早く応募がいっぱいになっています。
「日本の棚田百選」に選ばれている上田市の「稲倉の棚田」。先日「お田植まつり」が行われました。
参加したのは地元住民と全国各地の「オーナー」たち。
参加者:
「気持ちいい」
「自分が食べているお米が、こう植えられて育っていくんだなと体験できてよかった」
「稲倉の棚田」は保全活動のため、いわゆる「オーナー制度」を導入しています。
オーナーは保全活動や農作業に可能な限り参加し、年会費に応じて収穫した米や酒を受け取れます。
米の価格高騰の中、全国的に注目されている田んぼのオーナー制度。各地で人気となり応募が殺到しています。
「稲倉の棚田」も今年は例年より1カ月近く早く定員がいっぱいになったということです。
オーナー:
「お米高いので、自分が植えたやつが確実に手に入ると思うと、ちょっと安心」
「米がなかなか買えない状況があるので、自分自身で育てて食べられるのは貴重なこと」
米作り体験や保全活動に参加しながら収穫した米を得られる田んぼのオーナー制度。今後も人気が続きそうです。