「ひろしま満点ママ」グルメスタッフおすすめのお店を紹介するこちらのコーナー。
今回は、北海道・旭川発の馬肉料理専門店です。
この日訪れたのは広島市中区袋町にある「大衆酒場 馬にっく」
早速、お店にお邪魔します。
(辰已麗アナウンサー)
「こんにちは。すごい和の雰囲気ですね。そこに見てくださいも博物館のように馬の情報がいっぱい書いてあるパネルが何枚も・・・。さすが専門店ですね。よろしくお願いします。店長さんですか」
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「ハイ。お願いします」
(辰已アナ)
「馬肉専門店ってすごいですね。なかなか聞かないですけど」
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「そうですね。うちはもう本当に馬肉だけでやらせていただいていますので」
今年2月にオープンした、大きな看板が目印の「馬にっく」この広島店、2号店ということなのですが。
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「1店目は北海道の旭川市というところで」
(辰已アナ)
「全然違う場所じゃないですか。馬肉より羊とかラムの方が印象強いですけど」
地元北海道ではあまりなじみの無い馬肉の魅力を広めたいと、小中学校の同級生とオープンしたというお店。
しかし、なぜ2号店を北海道から遠く離れた広島に?
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「馬肉専門店がまだほとんどない地域で、人口も多いところで、もっと馬肉料理を広められたらなと思って」
広島ではあまり見かけない馬肉料理専門店ですが、初めて来店したという人に話を聞いてみると?
広島ではあまり見かけない馬肉料理専門店ですが、初めて来店したという人に話を聞いてみると?
(お客さんは)
「馬肉ユッケ丼をいただきました。しっかり歯ごたえもあって、ちょっと生っぽい感じが好きだったんで食べたかったんで、その生とちょっとなんか濃い味がしっかり味わえて美味しいです。ユッケ丼をこの価格で食べられるっていうのは、お得なんじゃないかなと思います」
最初にいただくのは、馬刺しや桜ユッケなど馬肉料理が盛りだくさんのこちらのランチ。
レアな仕上がりの馬肉の唐揚げからいただきます。
(辰已アナ)
「美味しい。歯ごたえがしっかりありますね。本当に肉肉しさはあるんですけど、やっぱりレアなので、何か噛み切れないっていう感覚ではないです。馬肉をこんな大きなブロックで食べていて幸せですね」
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「そうですね、なかなかないのかなと思いますね」
続いてはかなり豪華な、5種類の馬刺し。
まずは広島で良く耳にする「コウネ」から。
(辰已アナ)
「広島だったら牛のコウネはありますけど、馬もあるんですね」
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「馬もありまして、よく首の後ろにたてがみが生えてところ、そこの部分がコウネというふうになっていますね」
「たてがみ馬刺し」ともいわれるコウネは、たてがみが生えている部分の部位のお肉で赤身のモモなどとあわせるとさらに美味しく頂けるとか。
辛みそとニンニクをそえていただきます。
(辰已アナ)
「こんな感じになるんだ。脂身の部分、全然クドくないですね」
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「そうですねさっぱりしています」
(辰已アナ)
「うん。でもやっぱりモモと一緒に食べると、その脂の多さと赤身のお肉肉しさが合わさって、すごくちょうどいいです。あと辛みそこれだけ脂感が強いと、そこにグッとアクセントになります。美味しいです。辛みそ」
ランチメニューはほかにも。
「馬カツ定食」に「ローストホース丼」などがお手頃価格で楽しめます。
そして、夜には北海道らしいこんなメニューも。
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「馬にっくのジンギスカンです」
北海道を代表する郷土料理ジンギスカン。一般的にはラム肉ですが、こちらのお店では馬肉が使われています。
(馬にっく広島店 店長 舩水雄大さん)
「お肉が縮み始めるので、これが動き始めたらもう大丈夫です」
専用のタレでいただくのですが、実はこれ、札幌の有名ラーメン店「すみれ」とコラボして作った馬ジンギスカン専用のタレなんです」
(辰已アナ)
「これは大変なことになっていますね。馬刺しのときは結構赤身が多くて、その馬の味自体がしっかりダイレクトに来たんですけど、脂があると脂がとけて、それがまた赤身とあって美味しいです。本当に」
北海道発のバラエティーに富んだ馬肉料理をぜひ味わってみてください。
大衆酒場 馬にっく 広島市中区袋町
〇馬にっく定食 2200円
〇馬ジンギスカン(1人前)1242円