岩手県大船渡市の渕上清市長などが5月21日に達増知事の元を訪れ、暮らしの再建やなりわいの再生、森林の復旧を求める要望書を手渡しました。
21日は渕上市長や大船渡市議会の伊藤力也議長など13人が県庁を訪れ、要望書を達増知事に手渡しました。
大船渡市では2月に発生した山林火災で合わせて226棟の建物被害が確認されているほか、水産関係を中心とした産業への被害が約26億2000万円にのぼっています。
要望書では火災による廃棄物の処理や住宅の再建・補修のための財政支援や、被災した事業者への経済的支援と雇用の維持など13の項目を求めています。
大船渡市 渕上清市長
「被災された方の意欲を失うことなくスピード感を持って支援していきたい」
達増知事は「県の補正予算や国への要望に反映させ、一日も早い復旧・復興に取り組む」と応えていました。