全国に誇りたい新潟のグルメ。今回は東京の浅草で居酒屋を営んでいた店主が地元の長岡市で再オープンさせたホルモン店を紹介します。
長岡市平島の住宅街の一角にある『和真食堂』。
この店を切り盛りしているのが、地元・長岡市出身の店主、稲川和幸さんです。
【和真食堂 稲川和幸さん】
「長岡がラーメン文化だったので、そこに一石を投じて、おいしいものを地域の方に食べてもらおうと思ってオープンした」
名物は〈鉄板ホルモン定食〉。
【和真食堂 稲川和幸さん】
「もともと、大阪西成ホルモンというのが好きで、大阪西成によく住み込みで行っていた。そこでホルモン焼きに出会い、教えてもらった」
こう話す稲川さんは、東京の浅草で3年ほどホルモンが自慢の居酒屋を経営していましたが、去年7月の大雨の影響で店舗が浸水。閉店を余儀なくされました。
【和真食堂 稲川和幸さん】
「『これはすごい雨だね』と話をしていたら、天井からいきなり雨がドカーッと降ってきて。こんなことある?みたいな、そんな感じだった」
その後、地元を盛り上げたいという思いで、去年11月に和真食堂をオープンしました。
店主こだわりのホルモンは、毎朝、関東の市場から仕入れているという新鮮なハツやハラミなど合計4種類。熱した鉄板で秘伝のタレと合わせて炒めたあと…
【和真食堂 稲川和幸さん】
「全部で300gくらい」
一人前300グラム以上あるというキャベツとモヤシの上にのせて完成です。
【記者リポート】
「目を引くのがお米の量、とてもボリュームがあります」
定食のご飯は普通盛りで約350gとこちらもボリューム満点。気になるその味は…
【記者リポート】
「ホルモンがとてもやわらかく、臭みを全く感じません。上からかかったニンニク風味のパンチのあるタレとの相性も抜群でとてもおいしいです」
稲川さんは食を通して、これからも地元に笑顔の輪を広げていきたいと話します。
【和真食堂 稲川和幸さん】
「(やりがいは)お客さんの笑顔。『ありがとう』『また来ます』という、それが少しずつ広がればいい」