宮城学院は、学院内のウエブサーバーがランサムウエアと呼ばれるコンピューターウイルスの被害を受け、卒業生9人の個人情報が漏えいしたと発表しました。
宮城学院によりますと、5月12日、教務システムのサーバーがダウンし、原因を調べたところ、ランサムウエアと呼ばれるサイバー攻撃を受けていることが分かりました。
その後、19日になって複数の教職員にメールが届き、大学生の個人情報が添付された上で「48時間以内に連絡をとらないと、ネット上に情報を公開する」と脅迫されたということです。
学院によりますと、これまでに2017年度から19年度に入学した大学生と大学院生合わせて9人の氏名、住所、電話番号などの個人情報が漏えいしたことが確認されています。
宮城学院 本田辰雄常務理事
「正直、全体の被害状況は我々も把握できていない状況」
これまでのところ、情報が悪用された被害は確認されていませんが、詳細は確認中だとしています。