20日、岩手県・盛岡市で2位西武と対戦した楽天でしたが、接戦をものにできず3連敗。そして2000本安打まで2本に迫る浅村選手の出場はなく連続試合出場記録も「1346」でストップしました。
東北各県で開催される「東北シリーズ」の一環として行われた、年に一度の盛岡での試合。去年は雨で中止となったため2年ぶりの開催となりました。
楽天ファン
「1年間プロ野球が見られなかったという残念な部分はあったんですけど。その分、今年2年分の勝利を届けてほしいなと思います」
「勝ち試合が見られることを楽しみにしています」
この試合、平成生まれ初の通算2000安打がかかる浅村は今シーズン初のベンチスタート。また、コンディション不良でキャンプから2軍調整が続いていた14年目の島内は20日、1軍に昇格し、去年の5月以来、約1年ぶりのスタメンとなりました。
先発は約1カ月ぶりの勝利を狙う瀧中。序盤から持ち味の緩急を生かしたピッチングで、西武打線を翻弄(ほんろう)。6回2安打1失点の好投で先発の役割を果たします。
岩手のファンの声援に応えたい打線は8回。1アウト3塁と同点のチャンスを作ると、ここまで4試合連続でヒットを放っている辰己。しかし、ファーストゴロで、3塁ランナーの中島はホームでタッチアウトとなります。
それでも再びチャンスを作り、今シーズン初出場の島内がバッターボックスに入りますが、三振。2度のチャンスを生かせず同点とはなりません。9回にもチャンスを作りますが、あと一本が出なかった楽天。岩手のファンに勝利を届けることはできず、3連敗となりました。
また、通算2000安打達成へ期待がかかる浅村の出場はなく、プロ野球歴代4位、パリーグトップの連続試合出場は「1346」でストップしました。