コメ価格の高騰を受けて麦ごはんなどへの注目が高まるなか、愛媛県では38年連続で生産量日本一の「はだか麦」の収穫が、松山市周辺でピークを迎えています。
「はだか麦」は麦みそなどの原料に使われ愛媛県は38年連続で生産量日本一。全国シェアの約3割を占めています。
松山市周辺では収穫のピークを迎えていて、宮内敬三さんの畑では21日、雨が降る前に刈り取ろうと朝からコンバインを使って収穫を急いでいました。
JA全農えひめによりますと、今年の収穫は冬場の気温が低かった影響で平年より1週間程度遅れているものの、雨が少なかったため根腐れなどがなく、去年より約300トン多い5140トン程を見込んでいます。
宮内敬三さん:
「今コメが高いですから、それのちょっとした付け加えではだか麦を使ってもらえたら」
今年の愛媛産の「はだか麦」は久々に需要が供給を上回っていて、JA全農えひめはコメ価格の高騰を受け、白米に麦を加えて炊く「麦ごはん」が注目されているのではないかとみています。
「はだか麦」の収穫は、これから愛媛最大の産地・西条市に移り5月末まで続きます。
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