愛媛県松山市で21日、バイヤー向けの今年のアイスクリームの展示説明会が開かれました。今年のトレンドは「日本らしさ」です。

展示説明会で並んだのは、国内23のメーカーの約200種類のアイスクリーム。今年のトレンドはインバウンド客もターゲットにした「日本らしさ」です。

400年の歴史を持つ京都のお茶屋が作ったのは、宇治抹茶のアイス。ローマ字で表記されていて、インバウンド客もターゲットにしています。

ハーゲンダッツジャパンは「JAPAN MIND」シリーズを6月に発売。大阪で開催中の万博に合わせ、外国人向けに和のテイストをPRします。この商品の一つが、黄粉とほうじ茶を組み合わせた新しい味のジェラートです。

田中日南子記者:
「黄粉の香りが濃厚です。ほうじ茶のほんのりした苦みもあって和菓子のような味わいです」

四国各地の大型店や小売店のバイヤーらは、今年の新作アイスを味見しながらチェックしていました。

また松前町はふるさと納税の返礼品にアイスクリームを加え、寄付が大幅に増えています。会場では関係者が写真を撮るなどする姿が見られました。

ふるさと納税事業関係者女性:
「それぞれの地域の特産品とかを使ってるアイスもたくさん出ていたので、そういった地域の魅力を発見するきっかけにもなったかなと思います」

主催者によりますと、材料費などの高騰でアイスクリームの価格は年々値上がり。10年前と比べて平均価格が50円高く、国内のアイスクリームの市場規模は、おととしから2年連続で6000億円以上と過去最高を更新しています。

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テレビ愛媛
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