21日の県内は気温が上がり、各地でことし初めての真夏日となった。天童市の噴水がある広場では、水遊びをして涼をとる家族の姿も見られた。

(リポート)
「天童道の駅の裏にある噴水広場です。きょうは県内初の真夏日で、気温計も30℃を越えています。立っているだけで汗がジワジワ噴き出して止まりません」

21日の県内は高気圧に覆われた影響で、村山と置賜を中心に午前から気温が上がった。
天童市の道の駅のそばにある噴水広場には午前中から家族連れが訪れ、子どもたちが水遊びを楽しんでいた。

最高気温は山形市で32℃、大江町左沢で31.2℃を記録したほか、高畠・米沢でも30℃を超えるなど、県内7つの観測地点で真夏日となった。
また、14の観測地点でことし最高の気温を記録した。

「きょう暑い。いい天気だね」

「熱中症はちょっと心配ですけど、外遊びが好きなので気を付けながら夏を楽しみたい。アイスが食べたいです」

「暑いですね、この先が心配。夏がどうなるか。なるべく日陰を歩くなど熱中症だけには気を付けたい、水分をよくとって」

一方で、暑い中で、足湯につかる人も…。

「天気がいい時に浴びる足湯は最高です。(Q.暑い時に食べたいものは?)冷たい肉そばが食べたい。ジェラートが食べたい」

気温の上昇で注意が必要なのは熱中症。
さくらんぼテレビが午後4時の時点で県内の各消防に確認したところ、山形市と天童市で3人が熱中症の疑いで運ばれた。いずれも症状は軽いという。

県内は前線が通過する影響で曇りや雨となる見込みで、最高気温は20℃台前半に下がるとみられている。

さくらんぼテレビ
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