まずは注目の大の里。20日も元十両、高立さんとお伝えします。ただ1人、初日から勝ちっぱなしの大の里は、一山本との一番に臨みました。
綱とりに挑む大の里。ただ1人初日から9連勝と絶好調です。10日目の相手は十両時代に一度敗れている前頭4枚目の一山本です。
土俵際まで追い込むものの一度はかわされた大の里。それでも止まらず攻め続け、押し倒しで破りました。
10戦10勝の大の里。11日目は小結、若隆景戦が組まれています。
そのほか郷土力士の結果です。遠藤は美ノ海に押し出しで敗れ星が五分となりました。
十両です。輝は藤青雲に寄り切りで敗れ3勝7敗。欧勝海は生田目を突き出しで破り7勝3敗。
幕下の炎鵬は延原に叩き込みで敗れ、2勝3敗となりました。
高立さんに早速、解説してもらいたいと思います。その名も「勝負のカギ!」。高立さんが大の里、私が一山本です。
高立さん:
大の里、立ち合いいつも通り右を固めて当たりました。で、当たった時に一山本は、右手でこう起こそうとするんです。その時に大の里が左手の使い方がすごく良かったんです。左手、いなして相手のバランスを崩したところをついて押し倒しに繋がったんじゃないかなと思います。
秋末アナ:
今場所の大の里の左というのは高立さんどのように見てますか?
高立さん:
左手の使い方がすごく重要になってくるんですけれども、今場所はすごいその左手がうまく使えているのかなと思いますね。自分の重心が崩れなくなるので、相手をまっすぐ押し出せるということになりますね。
10日目は1敗力士が全て敗れ星二つの差がつきました。11日目からいよいよ終盤戦。まずは小結、若隆景戦ですね。
高立さん:
若隆景関も調子がいいので、明日は激しい質問になることを期待してます。
ここまで元十両、高立さんとお伝えしました。