2024年に首都高速道路でトラックが渋滞の列に突っ込み、3人が死亡した事故の初公判が開かれ、トラックを運転していた男が起訴内容を認めました。
降籏紗京被告(29)は2024年5月、埼玉・戸田市の首都高で渋滞の列にトラックで突っ込み、3人を死亡させたなどとして過失運転致死傷の罪に問われています。
20日の初公判で、降籏被告は起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、「降籏被告は深刻な体調不良が続く状態だったが、仕事ができないと言いたくない、事故を起こすことはないと安易に考え運転した」などと指摘しました。
裁判の後、遺族が会見し「遺族は一生耐えがたい苦しみの中で生きていかなければならない。降籏被告に最大限の量刑を与えてほしい」などと述べ、厳罰を求めました。