5月20日、北アルプスの槍ヶ岳でドイツ国籍の51歳の男性が滑落し、救助されました。
遭難したのはドイツ国籍の無職の51歳の男性です。
警察によりますと、男性は5月18日、夫婦で上高地から入山していましたが、20日、槍ヶ岳から下山中に滑落して負傷しました。
男性はメッセージアプリで他の外国人登山者に「滑落して右足首を負傷し、行動できない」と送り、受信した登山者が宿泊先の山小屋に知らせました。
山小屋から警察に午前8時過ぎに連絡がありましたが、強風のためヘリコプターは飛べず、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午前10時半ごろに男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
男性は右足を負傷している模様です。