大阪市西成区で小学生7人がはねられた事件で、警察は事件現場で当時の状況について調べる実況見分を実施しています。
東京都東村山市の無職・矢沢勇希容疑者(28)は今月1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人を殺害しようと車ではね、重軽傷を負わせた殺人未遂の疑いがもたれています。
大阪府警はきょう=20日午前10時から現場で事件当時の状況を調べる「実況見分」を始めました。
矢沢容疑者は、容疑を認めていて、大阪地方検察庁は事件当時の精神状態が刑事責任を問える状態だったか調べる「鑑定留置」としています。
また矢沢容疑者は、事件前日に大阪市内の別の小学校付近を走行していたことがわかっていて、警察は事件前日も含め複数の小学校を物色していた可能性もあるとみて捜査しています。