大阪・関西万博のオランダパビリオンについて、閉幕後、兵庫県の淡路島に移築する計画が発表されました。

大阪・関西万博の会場では20日、養蜂の盛んなスロベニアのブースで「世界ミツバチの日」にちなんだイベントが行われました。

一方、行列ができているのは人気のオランダ・パビリオン。

ひときわ目を引く巨大な白い球体は、55年前の大阪万博の「太陽の塔」の顔と同じ直径10.6メートル。次世代の太陽をイメージして作られました。

延べ床面積1000平方メートルを超えるこのパビリオンは、移築を前提として再利用できる資材を使って建設されています。

万博閉幕後、この建物をパソナグループが兵庫県の淡路島に再建設することで、オランダ側と合意したことが発表されました。

【パソナグループ取締役常務執行役員 南部真希也氏】「(移築後の)使い道は企画・検討中ではございますが、オランダの良き文化や芸術などをかけ合わせて、何かできないかなと検討しております」

【オランダ陳列区政府代表 マーク・カウパース氏】「このパビリオンは大阪・関西万博のレガシーになり、淡路島のレガシーにもなるでしょう」

また、オランダパビリオン内の展示物についても、今後、協議して再利用するかどうか決めるとしています。

(関西テレビ「newsランナー」2025年5月20日放送)

関西テレビ
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