18日夜遅く、熊本市西区で普通乗用車が道路脇の柱に衝突し運転していた男性が
意識不明の重体となっています。現場付近の防犯カメラには事故車両とみられる車が
猛スピードで走る映像が残されていました。
室内が丸見えになるほど大破した車。
付近にはタイヤなど、多くの部品が散乱しています。
【堂前 泉紀記者 リポート】
「事故車両のドアやボンネットはめくれ、配線がむき出しになるなど、原形をとどめていません」
18日午後11時20分ごろ、熊本市西区田崎の県道28号通称・熊本高森線で、
普通乗用車が道路脇の鉄の柱に衝突しました。
この事故で、運転していた甲斐 勝太さん(30)が頭を強く打つなどして病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
こちらは、現場から20メートルほど離れた場所に設置された防犯カメラの映像です。
事故を起こしたとみられる車が、現場方向に向かって猛スピードで走る様子が記録されていました。
【当時現場近くにいた人】
「すれ違った時はものすごいスピードで1台乗用車を抜いて、白煙を噴きながら、多分100キロを超えるような速度で走っていった」
現場は緩やかなカーブで、警察は、車がスピードを出しすぎカーブを曲がり切れなかった可能性があるとみて調べを進めています。