2024年3月に鹿児島県伊佐市の太陽光発電施設で消防隊員4人がやけどを負った火事について、施設内のリチウムイオンバッテリーのショートが原因とみられることが明らかになりました。

この火事は2024年3月に、伊佐市大口大田の太陽光発電施設「ハヤシエネルギーシステム」の蓄電施設で発生したもので、消火活動中に爆発が発生し、消防隊員4人がやけどを負いました。

太陽光発電システムの火事は全国的にも特殊なケースで、警察と消防に加え、所管する経済産業省も参加し調査が進められてきました。

火事から1年2カ月が経過した19日、消防は蓄電施設内のリチウムイオンバッテリーがショートしたことが火事の原因とみられると発表しました。

なぜバッテリーがショートしたかについては、焼け方が激しく特定できなかったということです。

また、バッテリーの温度が上昇する過程で可燃性の蒸気が施設内にたまり、爆発につながったとみられています。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。