少子高齢化社会を支える看護師の人手不足が深刻な問題となるなか、看護師の仕事の魅力を感じてもらうイベントが広島市で開かれました。

広島市で開かれた「看護フェスタ」は全国的に看護師不足が深刻化する中その魅力を知ってもらおうと県看護協会が開いたものです。冒頭、県看護協会の山本恭子会長が「看護の魅力ややりがいを感じてもらい看護職への志望者が増えることを期待する」と挨拶しました。会場には看護の進路を相談できるコーナーが設けられ、看護職を志す高校生たちが現役の看護学生の生の声に耳を傾けていました。また、看護師の指導で心臓マッサージやAEDの使用方法を学ぶ体験会には親子連れが参加し、看護師の仕事への理解を深めていました。

【参加者】
「大変さもわかったし面白かった」「もし倒れた人がいたら自分ができるようになりたい」

病院以外にも看護師の活躍の場があることを知ってもらおうと、災害現場で活動する「災害支援ナース」を紹介するコーナーも設けられ、看護について考える貴重な一日となりました。

テレビ新広島
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