大阪・堺市の「ENEOS堺製油所」で有毒ガスが漏れる事故があり、搬送された男性従業員3人のうち1人が死亡、1人が重体です。
5月17日午前10時ごろ、堺市西区の「ENEOS堺製油所」で、「硫化水素を吸った2人が足場の上に倒れている」と従業員の男性から消防に通報がありました。
ENEOSによりますと、余ったガスで発電をしている「1号ガスタービン発電装置(GTG)」の周辺で有毒な硫化水素を含むガス漏れがありました。
発電装置の近くで作業をしていた男性従業員3人がガスを吸いこみ病院に運ばれましたが、44歳の男性が死亡し、62歳の男性が意識不明の重体だということです。
警察が詳しい経緯を調べています。