戦時中に海軍航空隊の基地があり多くの戦争遺構が残る大分県宇佐市で17日、平和について考えるウォーキングイベントが行われました。
これは、戦争の歴史を学んでもらおうと「豊の国宇佐市塾」が毎年この時期に開催しているものです。
17日は約180人が参加し、機銃掃射を受けた建物など戦争遺構を歩いて巡りました。
◆小学生ガイド
「掩体壕とは宇佐航空隊の軍用機を敵の空襲から守るための施設」
点在する遺構では、地元の小学生がガイドを務め当時の状況などを説明しました。
◆参加者
「大変勉強になった。小学生の説明がよかった」
また参加者などに、宇佐市塾が新たに解析した戦時中の映像も公開されました。
主催者は「戦争の悲惨さを伝えるために今後も続けていきたい」と話しています。