望まない妊娠を防ぐための緊急避妊薬について、あすか製薬は処方箋なしで市販薬として販売するため、厚生労働省に申請したことを明らかにした。

緊急避妊薬は、性行為から72時間以内に服用することで妊娠を8割程度防ぐことができるとされていて、現在は医師の処方箋が必要だ。

緊急避妊薬「ノルレボ錠」を製造するあすか製薬は、医師の処方箋がいらない市販薬として販売するため、2024年に厚生労働省に申請したと発表した。承認の時期は未定としている。

緊急避妊薬は2023年から調査研究として一部の薬局で処方箋なしの試験販売が始まっていて、2025年1月末までに6813件販売されている。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(13枚)