夏のシード権がかかる春の高校野球岩手県大会が開幕しました。
初日の5月16日は2つの球場で1回戦5試合が行われました。
このうち、しんきん森山スタジアム(金ヶ崎町)の第1試合では、2024年の夏の県大会でベスト4に入った盛岡一高と高田が対戦しました。
初回、高田は1塁2塁のチャンスを作ると、4番の大和田蒼汰がライト前へのタイムリーヒット、この回さらに1点を追加し高田が2点を先制します。
その後、両チーム1点ずつ取って迎えた8回、盛岡一高はランナー2人を置いて2番・2年生の千葉杏吏の左中間への2点タイムリーヒットで盛岡一高が終盤で同点に追いつきます。
試合は延長タイブレークとなり10回の表に高田が1点を勝ち越す展開。
しかし粘る盛岡一高はそのウラ、満塁のチャンスを作ると押し出しのフォアボールで同点に追いつきます。
そして2年生の千葉杏吏のレフトへのサヨナラタイムリーで盛岡一高が5対4と接戦を制して2回戦進出です。
また第2試合では花巻南と大船渡が対戦しました。投手戦となり花巻南が1対0で勝利しています。
その他の結果です。
東山球場(一関市)では盛岡中央が14対2で一関修紅に5回コールド勝ち。
盛岡誠桜は千厩に10対1の7回コールド勝ちで、また盛岡三は9対0の7回コールドで宮古に勝ち、それぞれ2回戦に駒を進めました。