夏の参院選について16日、共産党の鹿児島県委員会が会見を開き、元県議会議員の松崎真琴さんを鹿児島選挙区で擁立することを明らかにしました。
夏の参院選に出馬予定・松崎真琴氏(67)
「国民の声や願いで政治を動かすことができる。国民の願いが生きる政治を作っていく絶好のチャンス」
松崎真琴さんは2003年から4期16年県議会議員を務めていて、現在は共産党県委員会の書記長です。
松崎さんは各地域を回る中で将来への不安や政治への不満が多く聞かれるとした上で、物価高騰を上回る賃上げや、馬毛島での基地建設など、軍事拡大の中止を求めると訴えました。
また、現在与野党で議論されている消費税については、一律5%に引き下げて将来的には廃止を目指すとしています。
夏の参院選に出馬予定・松崎真琴氏(67)
「平和と命と暮らしが何より大切にされる日本を、子供たち孫たちに希望あふれる未来を手渡していくために、全力を尽くして頑張り抜く決意」
共産党は野党共闘については否定せず、今後協議を行いたいとしています。
夏の参院選にはこれまでに自民党公認で元参議院議員の園田修光さん、立憲民主党の推薦を受ける尾辻朋実さん、参政党公認の医師、牧野俊一さんの元職と新人の3人が立候補を表明しています。