愛媛県松山市の城山で去年7月に発生した土砂崩れの現場で、梅雨入りを前に、県の第一期復旧工事が予定より2週間ほど早く完了しました。落石などを防ぐ柵や擁壁が設置されました。

城山の土砂崩れ現場では、去年10月までに斜面に残った土砂を撤去などする応急的な工事が完了。この後は県と市が役割を分担して本格的な復旧工事が進められています。

このうち愛媛県は、崩れた斜面の東側の山裾に高さ2メートル、幅30メートルの落石を防ぐ鉄製の柵と、その下にコンクリート製で土砂の流出を防ぐ擁壁を幅10メートルに渡って設置。5月末の想定より2週間程早く工事が完了し、検査専門員らが工事図面を見ながらメジャーで擁壁などの幅を測り、発注通り施工かチェックしました。

県中予地方局河川砂防課・田口真課長:
「今シーズンの梅雨前に工事が完成できたことは、非常に嬉うれく思っております。引き続きパトロール等で安全性を確認していきたい」

柵と擁壁の設置は二期に分けられて行われ、残る西側への設置は今年11月に着工し、来年5月に完成する予定です。

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テレビ愛媛
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