熊本大学や県医師会などでつくる『KMNみらいコンソーシアム』が5月1日に発足しました。
熊本大学、県医師会、熊本県の3者は、2015年から県内の医療機関や介護施設などが共有するシステム『熊本メディカルネットワーク』を運営。ここには県内の医療機関を受診したおよそ16万人の患者データが登録されています。
この膨大なデータを、医療発展のために多くの大学や企業などに利活用してもらおうと『KMN(ケーエムエヌ)みらいコンソーシアム』が発足。
14日の会見で理事長を務める熊本大学の富澤一仁副学長は「国内最大規模のネットワークを生かして医学研究を進め、県民に還元していければ」と期待を寄せました。
また、コンソーシアム第1号会員として病院経営サポートなどを行う『ユカリア』が参画することが発表されました。