日本銀行高知支店は高知県内の景気について「緩やかに持ち直している」とし、6カ月連続で判断を据え置きました。
4月中旬以降の県内の景気について日銀高知支店は、雇用者所得が着実に増加していることなどから「緩やかに持ち直している」と判断。
個人消費は、物価高による節約志向はあるものの、百貨店やスーパーなどの売り上げが伸びていて「堅調に推移している」としています。
今年(2025年)3月の主要観光施設への入込客数は、おととし(2023年)の朝ドラ「らんまん」効果の反動で前の年に比べ18.6%、旅館・ホテルの宿泊客数は3.9%減少しました。
一方で、ゴールデンウィーク後半の客足が伸びたとして、観光はコロナ禍以前の水準に「持ち直している」としています。