5月15日午後、廃炉作業が進む浜岡原子力発電所(御前崎市)2号機の原子炉建屋1階で耐火シートが燃える火事がありました。火は1時間40分で消し止められ、ケガ人もおらず、周辺の空間放射線量に異常もありません。
5月15日午後2時46分頃、廃炉作業が進む浜岡原発2号機の原子炉建屋1階で火災報知器が鳴り、協力会社の社員が確認したところ耐火シートが燃えていました。
火は1時間40分後に消し止められ、ケガをした人はいません。
また、周辺の空間放射線量に異常はないということです。
中部電力によると、2号機の原子炉建屋1階では当時、原子炉格納容器の一部で大量の水を貯める設備の解体工事で出た残骸を機械で研磨する作業が行われていました。
今後、耐火シートが燃えた原因について調査する方針です。