2年ぶりに勝率5割を切ったプロバスケットボールB1・秋田ノーザンハピネッツが15日、秋田県庁を訪れ、鈴木知事に今シーズンの戦いを報告するとともに、新トップリーグ・Bプレミアが始まる前の最後のシーズンとなる来季に向けて、建て直しを誓いました。
県庁を訪れたのは、秋田ノーザンハピネッツの前田顕蔵ヘッドコーチや田口成浩キャプテンなど4人です。
今シーズンは28勝32敗の東地区4位と2年ぶりに負け越し、目標のチャンピオンシップに進出できませんでした。
前田ヘッドコーチは「結果で応えられなかったが、県民には感謝でいっぱい」と悔しさをにじませました。
ただ、ハピネッツを取り巻く環境は確実に良い方向に進んでいます。
鈴木知事は「来年にはBプレミアのスタート、3年後には新県立体育館ということで、もう楽しみしかない状況なので、あとはガンガン勝って一緒になって秋田を盛り上げていきましょう」とチームを鼓舞しました。
この激励に田口キャプテンは、今季を分析しながら、新トップリーグ・Bプレミア参入前の最後のシーズンとなる来季に向けて建て直しを誓いました。
秋田ノーザンハピネッツ・田口成浩キャプテン:
「惜しい試合、1桁の点差で負けた試合が多い。『あれは勝っていたら』という思いはあるが、それが今シーズンの実力だったと思う。自分たちができることは、みんなに勝ちをプレゼントすること、そして負けたとしても何かプレーで伝えること。みんなが元気になる、活力になるように頑張っていきたいと思う」
Bリーグの新シーズンは10月から始まります。