県は5月15日、ゴールデンウィーク以降2週分の県内の感染症情報を発表しました。

「百日ぜき」の新たな患者数は減少に転じたものの、高止まりが続いています。

百日ぜきは風邪のような症状で始まり、激しいせきが長期間続くのが特徴で、1歳以下の子供が感染すると死に至るケースもあります。

県内ではゴールデンウィーク前の4月27日までの1週間は、89人の患者が確認され、週単位では過去最多となっていました。

県が15日発表したゴールデンウィーク以降2週分の感染症情報では、4月28日から5月4日が75人、5月5日から11日が59人と、新たな患者数は減少に転じたものの、高止まりが続いています。

年齢別では、2週ともに10歳から14歳が全体の6割以上を占め、次いで5歳から9歳が2割程度となっています。

県では、感染リスクを下げるワクチン接種の案内やうがい、手洗いといった感染予防策の徹底を呼びかけています。

鹿児島テレビ
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