ジャパンディスプレイが、国内で1500人の人員削減を発表です。
スコット・キャロンCEOは、「多大なるご迷惑をおかけして深くおわびいたします」と話しました。
経営再建中の液晶パネルメーカー「ジャパンディスプレイ」は、6月から国内で1500人程度の希望退職者を募ることを発表しました。
これは、国内の従業員の半数以上にあたります。
赤字が続くディスプレー事業のコスト削減のためとしていて、今後、海外の人員削減についても国内と同様の規模で行うとしています。
また2024年度の決算も発表され、最終損益は782億円の赤字でした。
赤字は11年連続です。
業績不振に対する業務執行の責任を取るためキャロンCEOは、6月1日付で辞任します。
「ジャパンディスプレイ」は2025年2月には、主力の茂原工場の稼働を2026年3月までに止め、石川工場に生産を集約する方針も決めています。
今後もコスト削減や収益向上施策を行うなどして、2026年度には黒字化を実現するとしています。